🏰 .。 〓:::〓:::〓::: #DFW_sounds :::〓:::〓:::〓 。. 🏰
DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
きさらぎ駅 - Opening
🏰 .。 〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓 。. 🏰
「あはは、次は皆さんでしたか。
もしかしたらと思い、怖い話や言い伝えを思い出してました。
では、そうですね……
皆さんには、この話なんてどうでしょうか?
電車に乗って行き着いたとある駅のお話です。
とある女性が仕事を終え、いつも通りの電車に乗車し、家路にむかっていました。
日付が変わる0時頃の電車だった。
彼女は異変に気づきます。
普段通勤に利用している電車が、20分以上も走行を続けているのです。
そして、周囲にいた人間が誰一人居なくなっていました。
彼女が不安を感じたその直後、電車は停止します。
停止した駅の名前は、『きさらぎ駅』という駅でした。
停止したまま動く様子のない電車から渋々降車し、ここがどこなのか駅員さんに訪ねようと駅を散策していると電車は行ってしまいます。
駅員も、他に降車した人もいない無人駅に取り残された彼女は更なる不安に駆り立てられました。
時刻表も無ければ、駅名標に前後の駅名もありません。こうなれば、線路を歩いて帰るしかない…と考えた彼女は、電車が走ってきた方面に歩いて行きました。
すると、トンネルが見えてきました。
薄暗いそのトンネルの奥からは太鼓と鈴の音が聞こえてきます。
村がある、よかった。助けて貰える。と、彼女はズンズンと薄暗いトンネルを歩いて進みます。
突如後ろから、
「おーい、線路の上をあるいちゃ危ないぞ!」
と男性の声が聞こえて彼女が振り返るとそこには、片足のない老人が立っておりました。
恐怖を覚えたのも束の間、その老人は直ぐに消え去ります。
このまま駅へ戻っては行けないと思った彼女は、更に線路の上を歩き続けます。
トンネルを抜けた彼女は、ほっと胸を撫で下ろします。
そこには、たまたま通りすがったという車に乗った男性。
「最寄りの駅まで、送ってあげるよ。」
と親切にも、彼女を車に乗せ最寄りの駅まで送ってくれたようですが……
その後、彼女は消息不明となったようです。
どうでしょうか…?
良かった、気に入って頂けましたか。
謎が多すぎるって、僕の国では有名な都市伝説なんです!
では、
ハロウィーン、盛り上げましょうね。
皆さん、いい夜を。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『スピードと摩擦』
amazarashi
(トレイ/ジェイド)
切れかけた街灯に照らされて 明滅繰り返す人々の影
(デュース/エペル)
ゴムの匂いと空気の湿り気 静寂と呼ぶには、はなはだ多弁
(トレイ)したがって 定まらぬ視点
(エペル)星を滑って 東北に流転
(ジェイド)蛾が群がって どうせ無駄だって
(デュース)夢に焼け落ちて あとは何もねえ
(全員)行き先のない乗車券 此岸の終わりの夕景
地球の裏の荒野へ 早く連れてってくれ
(エペル)夏の庭に犬の骨
(全員)死屍累々の日付
(デュース)それを踏んづけて明日へ
(全員)気管支炎の音符で
(ジェイド)血を吐くまでは歌え
(全員)放射状 北の山背
(トレイ)そこに咲いた花でさえ
(全員)冒涜は許されて
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【CAST】
デュース・スペード(CV:水葬)
トレイクローバー(CV:すばる)
ジェイド・リーチ(CV:YU)
エペル・フェルミエ(CV:珠紀)
Comment
No Comments Yet.