🏰 .。 〓:::〓:::〓::: #DFW_sounds :::〓:::〓:::〓 。. 🏰
DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
学校七不思議 - Ending
🏰 .。 〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓 。. 🏰
「……なんなんだお前ら、気持ち悪いぞ。揃って後に向かってマジカルペンを構えて。」
気持ち悪い、など、今のジャミル・バイパーにだけは言われたくない言葉ランキング堂々の1位だろう。
「あれ、なんも………いない?」
構えていたマジカルペンを各々が仕舞うと、ジャミルが深くため息をつく。
「さっきも言ったように、俺は徹夜明けなんだ。お前らに構っている余裕はない。ハロウィーンの事なら勝手に進めておいてくれて構わん。じゃあな」
そう言って欠伸を噛み殺し教材を開こうとするジャミルを見て。…三人は揃って何かが切れてしまった。それは、おそらく血管。細いやつが。
「えぇ、えぇ!ハロウィーンの事を進めてよろしいのですねジャミルさん?」
「…?あぁ、そう言ってるだろう。目だけじゃなく耳までオダブツだったか?」
「フ、フフフ… いいでしょう。ラギーさん、お得意のあれを」
こ気味よい調子で手を鳴らす。ラギーも首をこきこきと鳴らして見せた。
「おっ!朝っぱらからイッちゃいますか!魔力だけはな〜んか有り余ってるし!」
「今回だけは諸事情があると見なし、僕もユニーク魔法の使用を許可するよ。」
は?おい待て、という慌てた蛇の言葉を遮り『愚者の行進』を唱えるラギーはどこか気持ち良さそうだ。
「さぁ、監督生さんの所へ向かいますよ。」
「こ〜んな朝からモヤモヤさせられたんス。一発入れさせてもらわないと!シシッ」
「ラギー、暴力はダメだよ。けれど、まあ…僕達に一体何を仕掛けたのか、問いだたさないといけないね」
そう言って1年生の教室へと向かう四人。
その後ろで、声がひとつ。
『…もう二度と、魔法界の人間なんて拐かすもんか……』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『百鬼祭』
kanaria
(全員)ちょいとここらで去れコウベイドウ
好きなあなたの好きはないや
(アズール)鳴いた私はまだずっと
(ジャミル)待って
(リドル)夢見心地はさぞユウレイド
(ラギー)石を叩いてそりやさいや
(全員)だから私はただずっと
(ジャミル)待って
(リドル)嗚呼 ここでこうか
(ラギー)そこでそうか
(アズール)頭無しの馬鹿幽霊
(リドル/ラギー/アズール)なんで?
(ジャミル)胸を裂いて夢を裂いて 掻っ捌いて
(全員)まっさらなら声上げて
(ジャミル)今風の根にかけて
(全員)さあ まっさらなら声上げて
(リドル/ラギー/アズール)今盾を手に取って
(全員)さあ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【CAST】
リドル・ローズハート(CV:榴黎)
ラギー・ブッチ(CV:佳菜絵)
アズール・アーシェングロット(CV:闇寅)
ジャミル・バイパー(CV:紫檀 あい)
Comment
No Comments Yet.