廃屋の話-Ⅳ
DE FACTO-WONDERLAND
廃屋の話-Ⅳ
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DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
呪いの黒電話 - Ⅳ
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ケイト「カリムくん!!!!」
カリム「コイツが原因なら、壊しちまえばいい!!」
ケイト・セベク「「え!?」」
カナヅチを振りかぶったカリムくんが、そのまま勢いを弛めることもなくそれを振り下ろす。ギャギッ ジーッ ジーーーーッ……。
激しい音を立て、黒電話は壊れた。
ケイト「おわぁ…とんだ脳筋だ〜…」
ケイト(…けど、黒電話は見事に粉々。これで、助かったのかな。良かったぁ…)
ヴーッ。ヴーッ。
ブレザーのポケットが震えた。
ケイト「あれ?トレイくんからだ。」
シルバー「(電源が付かないはずでは…?)ケイト先輩、その電話!」
ケイト「もしもし、トレイくん?」
『 繧?▲縺ィ縺ァ縺溘↑ 縺壹▲縺ィ縺セ縺」縺ヲ縺溘s縺? 』
ケイト「っは!!………あれ、自分の部屋……」
詰まっていた息がフッと通り、それと同時に飛び起きる。どくどくといやに心臓が跳ねていて、暑くもないのにぐっしょりと汗をかいていた。
ケイト(さっき、電話の向こうから聞こえたものは、トレイ君の声とは似ても似つかない悍ましい声で……それから……カリムくん達がオレの名前を呼んでて……ダメだ、思い出せない。)
ケイト「夢だった、のかな………っはは、もぉ、何い?オレ、疲れてんの?
…まぁいいや、マジカメチェックでもしよっと」
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【CAST】
ケイト・ダイヤモンド(CV:R!co√)
カリム・アルアジーム(CV:あんずのき)
シルバー(CV:出)
セベク・ジグボルト(CV:棚ぼた。)[代理]
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