アヤノの幸福理論
じん 自然の敵P
アヤノの幸福理論
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Shino🐶黒
https://nana-music.com/users/8444427
Rutile🎨ゆき
https://nana-music.com/users/7699918
🌙.*·̩͙
🐶「茜色、
🌕お願い。
🎨これ以上、
🌕誰かの未来を壊さないで」
🐶泣きながらまた、考える
🎨笑顔に隠したまま
🐶「赤目色、それが私なら
🌕誰かの未来を 救えるかな」
🎨不器用で、情けない
🌕独りぼっちの作戦だ
🌕私が消えた あの日の秘密組織は
🎨ちゃんと笑って 暮らせているのかな
🐶きっと、私は怒られちゃうなぁ
🌕だけど、
🎨ちゃんと「お姉ちゃん」になれたかな
🌕思い出してみよう
あの好きだった言葉
「幸せ」ってなんだか不思議
明日のこと、好きになれる
🌙.*·̩͙
sound🎶 https://nana-music.com/sounds/04c09a33
🌙.*·̩͙
「結局、クロエを置いてきちゃったね」
「いい。今のラスティカにはアイツがいるだろ」
ルチルとシノがいちどすれ違ったラスティカは、全てに怯えるようで、暗い瞳を揺らして逃げるように歩いていた。花嫁も、それからクロエという支柱と出会えていないラスティカであった。
エレベーターの扉に手をかける。ビクともしない。ボタンも光らず、押しても反応をしなかった。
「本当に後悔はないか。この先ずっとミチルに会えなくなるかもしれないんだぞ」
「シノこそ、ヒースとお別れになるのは悲しいでしょう? 大丈夫です、あの子たちをきちんとした世界へかえすためですから」
ふたり、せーのでエレベーターへ手をかけた。
「悪い」「ごめんね」
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