【1人声劇台本】記憶の墓場#3
台本:みくま 記憶の管理人:○○
【1人声劇台本】記憶の墓場#3
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その人間を見かけたのは偶然であった。
今にも橋から飛び降りそうな人間を見て、咄嗟に私はもっと生きたかったという悲しみにくれた記憶を流し込んだ。
その人間は泣いた…生きることは辛いこと。
でもその一方で生きたいともがき、死んでしまった人がいること。
この人間にこの記憶を流し込んだことが正解であったかは私にはわからない。
ただ、この人間の周りに死神が見当たらなかったことからすると、この人間は飛び降りたとしても生き延びたのであろう。
死にたくないともがいて散って行った記憶は満足気に昇華された。
この記憶を1人で管理するということは、とても悲しく辛いことだ。
だが、その記憶が昇華されるこの瞬間。
私はこの仕事をしていてよかったと思える。
だからやめられないのだ、この仕事は。
さて、今日も記憶が騒いでいる。
鎮めなければ……
◇みくまからのお願い◇
この台本を使う前に!この台本のBGMを演奏してる方に忘れずにコメント💬か拍手👏をよろしくお願いします!
また私にも拍手👏やコメント💬してほしいなぁ……(こっちは絶対ではないです)
性別を変えたり、言い回しを変えたりのアレンジOKです。
ただし、物語の大筋は変えないでください(変えられたらそれはもう私の作品じゃないので)
それではレッツエンジョイ!
bear story#45
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