長編朗読台本【世界の種】第十九回
◇お名前をどうぞ
長編朗読台本【世界の種】第十九回
- 22
- 0
- 0
ジャンル:ファンタジー
人数:一人
声劇ユニット『かきつばた。』著
―並行世界―
*****************
【登場人物】
○筑紫里桜(ちくしりお)
主人公 筑紫春樹の妹
小学校高学年
現在、病気で入院中
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
◎コメントは必須ではありません。
コメントありがとうございます。
◎サウンドを投稿する際は下記タグを消さず投稿してください。
お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
①https://nana-music.com/playlists/3189339
② https://nana-music.com/playlists/3214761
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
①https://nana-music.com/playlists/3189386
長編声劇台本「世界の種」コラボさま2
②https://nana-music.com/playlists/3202483
【ご紹介】
原作小説「世界の種」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12706838
(外部リンク かみな。アカウント)
【あらすじ】
突如、日常を踏み外し〝現実と、あべこべの世界〟に迷い込んだ筑紫春樹は、現在死んだ筈の父、拓馬と再会している。
その同時刻、妹の里桜は――。
(詳細は以前の台本を追ってご確認下さい)
§§§§§§§
(台詞)
○筑紫里桜 独白
「」なしはモノローグ
――ああ、私……
また……〝あの夢〟を見ているんだ……
そう、ここは、私の物語の世界(ぶたい)――。
「まだ、創造(つく)りかけだけどねっ」
「うふ」
――見上げると、透き通った、青い、青い大空。
太陽の光で輝く、緑色の木の葉。
木々の間を吹き抜けていく風が、まるで郵便局員さんのように、夏の匂いを集めて運んできてくれるみたい。
とっても気分がいい。
うん、なんて気持ちがいいんだろう――。
人は、不便だよ。
だって、絶対に前にしか進めない。
たった一秒だって、後ろには戻れない。
病気じゃない、自由な自分。
――欲しいけど、自分のやってきた事を否定するのも嫌だ。
なら、どうする?
創るしかない。
「さてっ、今日は、どこに行こうかなー」
「よーし、駅前にバーガーショップが〝ある〟事にしよう!」
「いいでしょ? ね、私の――」
パラレルワールド――。
(第二十話に続く)
§§§§§§§
文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
#声劇ユニットかきつばた
#長編台本世界の種
#台本書きのかみなさん
#ももつばきの台本
【長編】一次創作小説台本制作中【声劇コミュ】
https://nana-music.com/communities/1070882
Comment
No Comments Yet.