長編朗読台本【世界の種】 第十八回
〇☆お名前 ◎お名前 台本: かきつばた。
長編朗読台本【世界の種】 第十八回
- 23
- 0
- 0
長編朗読台本【世界の種】第十八回
ジャンル:ファンタジー
人数:二人
声劇ユニット『かきつばた。』著
―親と、子と―
*****************
【登場人物】
○筑紫春樹(ちくしはるき)
男性 大学生
☆もう一人の春樹
◎筑紫拓馬(ちくしたくま)
春樹の父親 故人
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
◎コメントは必須ではありません。
コメントありがとうございます。
◎サウンドを投稿する際は下記タグを消さず投稿してください。
お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
①https://nana-music.com/playlists/3189339
② https://nana-music.com/playlists/3214761
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
①https://nana-music.com/playlists/3189386
長編声劇台本「世界の種」コラボさま2
②https://nana-music.com/playlists/3202483
【ご紹介】
原作小説「世界の種」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12706838
(外部リンク かみな。アカウント)
【前回までのあらすじ】
突然全てが〝あべこべ〟の世界に迷い込んでしまった春樹は、それでも入院中の妹に会うためそのあべこべの世界の病院を目指し一人駆け出していた。
(詳細は以前の台本を追ってご確認下さい)
§§§§§§§
(台詞)
○筑紫春樹
☆もう一人の春樹
●筑紫拓馬
「」なしはモノローグ
○春樹「つ、着いた! 病院だ!」
○春樹「はやく里桜の所へ! ッ!?」
☆もう一人の春樹「――春樹」
○春樹「え……」
○春樹 目の前に、もう一人の……俺って――やっぱり、ここは鏡の……世界。
○春樹「ふ、ふふ、は」(笑いがこみ上げる)
☆もう一人の春樹「なにがおかしいんだ?」
○春樹「全部だよ! 本当にどこなんだよ! なあ? 999人目とか言われてさ! もうホント勘弁してくれよ……」
☆もう一人の春樹「ん、ならきっと元ネタは、あのテーマパークのアトラクションだな。『不気味にそびえるゴシック風の洋館。そこに住む999人の幽霊たちは、あなたを1000人目の仲間に加えようと待ち構えています』とかいうの。知らないか?」
○春樹「はァ? なに言ってんだって……」
☆もう一人の春樹「筑紫家は、代々不思議な能力を持つ家系なんだ――」
☆もう一人の春樹「お前は里桜の夢に迷い込んでしまったんだよ」
☆もう一人の春樹「――なんだって? そうか、お前には俺が『筑紫春樹』に見えるんだな」
○春樹 こいつは嘘を言ってない。なぜだか、そう自信を持って言い切れる。
●拓馬「――俺の名前は、筑紫拓馬」
○春樹「――やっぱり、父さんだったんだ」
○春樹 きっと途中から気づいてた。違う、元々俺は知っていたんだと思う。そんなの理屈抜きだ。俺は――理解しているんだ。
○春樹「ああ、父さんは、どうしてここに?」
●拓馬「――それはな」
(第十九話に続く)
§§§§§§§
文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
#声劇ユニットかきつばた
#長編台本世界の種
#台本書きのかみなさん
#ももつばきの台本
【長編】一次創作小説台本制作中【声劇コミュ】
https://nana-music.com/communities/1070882
Comment
No Comments Yet.