長編朗読台本【世界の種】 第十七回
お名前をどうぞ 台本: かきつばた。
長編朗読台本【世界の種】 第十七回
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長編朗読台本【世界の種】
ジャンル:ファンタジー
人数:一人
声劇ユニット『かきつばた。』著
針を止める 後編
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【登場人物】
筑紫春樹(ちくしはるき)
男性 大学生
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
◎コメントは必須ではありません。
コメントありがとうございます。
◎サウンドを投稿する際は下記タグを消さず投稿してください。
お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
①https://nana-music.com/playlists/3189339
② https://nana-music.com/playlists/3214761
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
①https://nana-music.com/playlists/3189386
長編声劇台本「世界の種」コラボさま2
②https://nana-music.com/playlists/3202483
※台本が読みにくくなるのを防ぐため、前回までのあらすじ等は割愛させて頂きました。以前の台本を追って、ご確認下さい。
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(台詞)
筑紫春樹 独白(モノローグ)
ところがどうだ、何度も入退院を繰り返している里桜のような子どもはそうもいかない。
自分の体調が悪化し始める兆しが分かってしまう。
床に伏している間に、筋肉は痩せ細り、日常生活に戻るのにも苦労する。
たとえ入院治療を通して体が徐々に回復しても、いつまたこの寒々しい座敷牢に閉じ込められてしまうかわからない。
里桜はそんな先の見えない既定路線の真ん中にいる。
もし希望という鈍く光る荷物を抱えてしまったらどうだろう。
間違いなく里桜の心はもたない。
これだけ達観して己の人生を眺めることが出来る子ども。
里桜は聡明で繊細な子どもだった。
(第十八話に続く)
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文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
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