そうだ、あの場所へ行こう【シノ】
NAZNA
そうだ、あの場所へ行こう【シノ】
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日々の仕事を出張所でこなし、最近では理事の人と呼ばれるようになった。ニフが居ない時に軍と一緒にオークの群れの問題も解決させた。もうすっかり意識は理事会員………
「きゃーーーーー!!!」
早朝に響く断末魔。無論、理事会員になったのは気分ばかり。本来は学生なのだ。
「レポート提出まで1週間!!??やだやだやだやだ!ここで落としたら卒業に響いちゃう!」
真っ青な顔でペンを走らせる。ニフにも何度も頭を下げて時間を貰い、何とかレポートを書きあげた。ニフと抱き合って喜んだ後休みを貰い、アヴァロン行きの飛竜便に飛び乗った。
足の下で小さくなっていくキリエの街。しばらく風の中揺られていると、飛竜は主要都市アヴァロンへとたどり着いた。
大都市アヴァロン。キリエより沢山の店が並び、賑やかである。ここには友人も居るし、大学に早く行って勉強するのもいいな…!街の空気に心躍らせて、シノは足を進めた。
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大学にレポートを届けて下さい。
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