【声劇台本】林檎売りの泡沫少女第2章
黒髪ストロングP
【声劇台本】林檎売りの泡沫少女第2章
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2章目演じてみました!
これも、台本を自分で考えて演じてみました!
ヘタですが、是非聞いてくださると嬉しいです!(*^^*)
《台本》
夜なべでアレンジパイを作り、にっこりスマイルをうかべ、少女はまだ諦めません。
時計塔の針も空を指して、そろそろお腹も鳴る そんな時、
ふと後ろから人が少女を押しました。
その勢いで、甘いパイの入った籠は落ちてしまいました。
しかし、通る人は皆、平気な顔をしてお菓子を踏んでいきます。
少女は惨めに拾い集めました。
ふと気づくと、もうひとりの手が…
どろどろになったパイをおもむろに口に入れて 「おいしいね」と言いました。
その声で少女の心は溢れました。
「まるで輪郭を描いたみたいだわ! 」
そうして彼は少女に手を差し出しました。
何故なら少女に呪われているから
死んだ世界でたったふたり生きていた遠い物語__。
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