【声劇台本】林檎売りの泡沫少女 第1章
黒髪ストロングP
【声劇台本】林檎売りの泡沫少女 第1章
- 11
- 1
- 0
自分で台本を考えて演じてみました!!
台本の内容は、歌詞を元にして考えたので、そのままです!💦
この曲もとても好きな曲の1つなので、是非聞いてくださると嬉しいです!😁
《台本》
これは、遠い遠い時の果て
そこに住まう人は皆
永遠の命をもつという世界での話
赤い実の成る木の下
生まれながらに死の呪いがかけられた少女の話
色付いた街外れに蒼く光る湖畔の赤い実のお菓子屋がありました。
ちょっぴり寒くなった今日は少女は妙に誇らしげに自信作を売りにゆきます。
「待ってて、今度こそ美味しいんだから!」
時計塔の見える市に着き驚きました。
「珍しく賑やかね、ラッキー!」
物憂げな街の隅でひとり、
「赤い実のパイどうですか?自信作なの」と少女が言うと、
「そんなのひとつも売れないさ」
と、少女を見て蔑む人達
「みんなと何も変わらないのに。美味しくできたのに…。」
「今日も声は届かないのね…
まるで透明になったみたいだわ。」
そうして誰もが知らぬ振りをしました。
何故なら少女は呪われているからです。
死んだ世界でたったひとり生きていた少女の話__。
Comment
No Comments Yet.