【二人声劇】アンインストール
ルコル【】×亜海あみ「」
【二人声劇】アンインストール
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たまには思いつきで書いてもいいよね…あらすじとかしっかりたてるの大変だもの…でもこのお話は大雑把に言うと、
ルコル、人魚は人間となり、亜海と仲良くなるも、それからしばらくして人間へ反乱をおこした人魚たちにより亜海の家族は死んでしまう。
そこでルコルは自分を殺すように命ずるも、亜海を虐めていたやつらにより、亜海は人魚を匿ったために殺される。
後にルコルは人間の傲慢さに嫌気がさし、人間を滅ぼす。
って感じのお話です。
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─あらすじ───
【白馬も存在しない海の世界で僕は生まれた。波の音が耳を、白銀の尾びれをかすめ、尾びれは鈴のような清く凛とした音を鳴らした。】
「あの、大丈夫ですか??」
【目を開けると、人がいた。初めて見る人間。人魚であった僕の目に、声をかけた女の子は、とても不安そうに、そして悲しそうに見えた。】
「優しくしているうちに、彼は笑顔を増やしていき、私は彼に心惹かれていく。」
【しかし、幸せな日々など、ある訳がなかった。汚染問題に頭を抱えた人魚は人間へ、反逆をおこす】
「どうして…どうしてこんなことに…」
【彼女は泣いていた。そんな彼女に俺は一つの知恵をさずけた】
「あなたが、人魚の王子なの? じゃああなたが死ねば、人魚たちの勢いが緩むかもしれないんだ…」
【そうだよ、僕の名前はルコル。君の名前は?】
「私は亜海。私、私ね…」
【やはりこの世界は、デリートされるしかないんだ】
「ルコル、いままでありがとう。そして、ごめんなさい」
【アンインストール、近日公開】
「ルコル…」
【泡の声が耳を、尾びれをかすめた。そして泡は人魚を庇った罪として、弁解の余地なく弾け飛んだ。】
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