【二人声劇】血塗れた声はもう、僕には届かない
ユート【】×マーリン「」
【二人声劇】血塗れた声はもう、僕には届かない
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気分次第の前編後編の前編です( *´꒳`*)
気分次第で結末描きます…ユートの意識は、マーリンとの約束は…
【サングイノーゾ:血塗れの】
【人外:人に乗り移り、人でなくす異型な存在、本体は人間であり、その後ろにモヤとして存在する悪魔的な存在】
【人外になる条件:一定数の絶望、不安を超えると実態化する(ユートは一定数の絶望(血に塗れ)血塗れの悪魔サングイノーゾ←作品オリジナルに、肉体を乗っ取られた)】
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─台本────
ユート:血塗れた(ちぬれた)声はもう、僕には届かない
ユート:おい、坊主! もうこんな場所に来るんじゃねぇぞ!
マーリン:あら、ユートは優しいのね、まるでお父さんみたい
ユート:んなんじゃねぇよ! ここは危険だから…
マーリン:ふふっ、さて、もうひと踏ん張り致しましょうか!
ユート:一外(いちがい)、二外(にがい)とやったときにはスーツは血に塗れ(ちにまみれ)、俺の視界も徐々に血に塗れ(ちにまみれ)、血に飢えていく────
マーリン:やっと片付いて────ユート??
ユート:おやおや、この肉体の主は、ユートと言われているのかい?
マーリン:人外…名は?
ユート(サングイノーゾ):そうだな、名乗るのであればサングイノーゾ、気軽にサンとでも呼んでくれよ
マーリン:そう、サンね…あなたを人外として駆除致します!
マーリン:ごめんね、ユート
ユート:おや? 名はサングイノーゾと、お伝えしたはずですが…
マーリン:あなたは、ユートじゃない! ユートは人を誰よりも愛する、優しい人なんだから───
ユート(サングイノーゾ):そうか、僕にはわかりえない話だね。もう行くよ。君はもう死ぬ訳だし。
マーリン:私は約束を守れなかったのね…人外になったとき、被害を出す前に殺す約束を…
ユート(サングイノーゾ):人に興味はないのだが、どうやら少しばかり手違いが生じてしまってね。お嬢さん、僕を血に染めてくれ。
─登場人物────
ユート…人外対策本支部より派遣された20代の特攻隊新米隊員、マーリンを相棒としており、得意の剣で敵を薙ぎ倒していく。小さい頃に親を殺しており、血に塗れた自分の姿が少しばかり美しく思えてしまう、元快楽殺人鬼。
マーリン…20代の特攻隊隊員。ユートを相棒とし、愛用の柄の長い斧で敵を殺す。小さい頃親にネグレストにあっていて、親に強制的に売り飛ばされ、水商売を13歳からさせられる。18歳になったころ、水商売の店を焼き、それ以来同じ被害にあった人や水商売のオーナーなどの家や店を燃やす元連続放火犯。
ユートがサングイノーゾになることによって、約束を果たすために戦うも敗戦し亡き人となる。
─あらすじ────
突然変異のようにひとは人外に乗り移られ、それにより人を殺すようになる。
過去の自分と繋がりがあり、ユートは血塗れ(サングイノーゾ)、マーリンは放火狂(インチェンディアリオ)を飼い慣らしその力で人外をやっていたものの、ユートが人外と化すことによりマーリンは死に、結果ユートは人外として街を徘徊する。内に潜むユートはサングイノーゾの複雑な心境を省みて、肉体を取り戻すために、サングイノーゾを受け入れようと意識の中で行動を始めることにより、自分の過去、そして人外の真意へと迫る物語
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