ナノハナ
のみみん
ナノハナ
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#BGM #明るい #一人声劇 #二人声劇 #青春
さあ、第4話! やっと始まる!
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キリ「……てか、神宮寺って頭良いんだな。意外だった。てっきり、バ」
ユウカ「……バ? その次の言葉次第じゃぶん投げるよ」
キリ「ば、バランスの良いやつかなーって、あはははは…はは」
キリ(…何言ってんの!? 俺! バカじゃん! 俺の方がバカじゃん!)
ユウカ「……へ? え、えーっと、ありがとう?」
キリ「ど、どういたしまして」
ユウカ「……何だか、人に褒められるのは、慣れないもんだね」
キリ「お前、優秀なんだろ? いっつも褒めらてそうだから、てっきり慣れてんのかと思ったけど」
ユウカ「……優秀…ね。確かに、周りから見ればそう見えちゃうんだよね、嫌な事に、さ」
キリ「……お前、ひょっとして嫌なのか?」
ユウカ「……優等生には、色々あるの! ね?」
何だろ。この時のこいつは、どこか遠くを見つめているような、そんな気がした。
ユウカ「……さてと! それじゃ私は帰るよ。また、学校でね、キリくん!」
そして、大振りで手を振る神宮寺。俺は、それに対して軽く返すと、少しムッとして神宮寺は帰って行った。
キリ「……さて、俺も帰るか」
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