声劇 』人魚と記憶喪失の青年 ( 🔷前編
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声劇 』人魚と記憶喪失の青年 ( 🔷前編
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ある島に
記憶無くし、幼くなってしまった
日本兵の青年が
海を眺めていました
まだ、あどけない人魚が
どうしたのと? 話しかけました
青年は
🔷青年の台詞↓🔷
野村君、島田さんを助ける事ができなかった..
そう空中、見つめながら、
つぶやきました
ときどき海に浮かんだ傷んだマンドリンを
弾いてました
人魚は ただなんとなく楽しげに
lalala ( ラララ..と 歌い始め
2人の日々は流れました
月日は 経過し人魚は
大人になり、青年を愛してしまいましたが
貴方は兵士で、もしかしたら、
貴方の島には
貴方の子供たちが、父親の貴方を待っているかもしれない..と
話しました
🔷記憶喪失の青年の台詞↓🔷
君は..何を言っているの?
僕はわからない意味が..
僕は.. 君と、ずっと居るよ..
ある荒れた暴風の海の
波と爆風の音が
戦地の爆音のよに聞こえ
青年は記憶を取り戻し..
🔷青年の台詞↓
はっ、日本へ還るんだ ! ..子供たちの元へ!
そう叫び
小さな島から海に飛び込み
日本の船だと勘違いし
難破気味の幽霊船に向かいました
人魚は
その船は破壊寸前の幽霊船よ!
嵐の海の日は、近寄っては危ない!
( 後編へ続く )
🔶後編
https://nana-music.com/sounds/02624d61/
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