ポンコツ( 朗読 台本 )
読み手 あなた 書き手 ミチル猫
ポンコツ( 朗読 台本 )
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簡単な事すら何も出来なくなった。
例えばインスタントコーヒーを入れる事。
手が震えてほとんどカップの外にとびだしてしまう。
ストーリーのある物語も集中出来なくて観れない。
当然、本なんて1行読んだらすぐに閉じてしまう。
お風呂も元気がないと入れない。
入っても髪も洗わなければ、躰も洗わない。
少しずつ、不潔になって行く躰をみて自分の躰が腐敗していくのではないかと思えるほどだ。
1週間に1度、なんとか気持ちを振り絞って、髪や躰も洗う。
そのおかげで腐敗は防げた。
外に出る事がほとんど出来ない。
不安が押し寄せるから。
人の目が怖かった。
外では立っているのもやっと。
家ではほとんど寝間着姿で横になっていた。
だからと言って泥のように眠れる訳でもない。
過度な重力がのしかかり苦しくて喘ぐ。
ポンコツになって行く自分を、眺めながらこの世から消滅する事を強く願った。
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素敵な演奏ありがとうございますฅ^•ω•^ฅ
トッカータとフーガ 二短調
バッハ
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Comment
4commnets
- ミチル猫
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊ありがとうございました✨
- ミチル猫
- 異灯とのこお借りします( . .)"