才女(アニー・ローリー)
作曲:スコット夫人
才女(アニー・ローリー)
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旧Twitterで光る君へが話題になってて、わたしは見てないんですけど、昨日の?エピソードのタイトルが「二人の才女」だったとかで、それってアニー・ローリーじゃないのと思ったので歌ってみました。明治時代の音楽の教科書みたいなやつに載ってた歌詞なんだそうです。わたしは昔、芥川也寸志と黒柳徹子がやってた『音楽の広場』という番組で流れたのを覚えた…んだったかなあ?あれ、もしかすると同時期の『名曲アルバム』だったか…いやいや、待てよ、名曲アルバムは堀内敬三の歌詞で歌ってた気がするな。…まあ、そんな感じで昭和のテレビ番組でおぼえたんですよね。一番が紫式部をイメージしてて、二番が清少納言の歌なんです。これがまあ教養がないと絶対意味わかんない歌で、たしか皇后様が「香炉峰(廬山の別名)の雪は?」とおっしゃるので、清少納言は白居易の漢詩に「香炉峰の雪は簾をかかげて見る」とあるのを知っているから御簾をあげてみせたっていう話がもとになってるんです。枕草子、だっけ?明治の小学生レベル高杉ですよね(笑)
#珍獣の館うたごえ部
#コラボ歓迎
#へっぽこで行こう
#スコットランド民謡
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才女
作詞者不祥、明治17年小学唱歌集(三)
書き流せる、筆のあやに
染めしむらさき、世々あせず。
ゆかりの色、ことばの花、
類(たぐい)もあらじ、そのいさお。
巻きあげたる、小簾(おす)の隙(ひま)に
君の心も、しら雪や。
廬山(ろさん)の峯、遺愛の鐘、
目に見るごとき、その風情。
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