台本「本能寺」
蓮悟の台本(無音版)
台本「本能寺」
- 2
- 0
- 0
信長「人間五十年…」
蘭丸「殿…」
信長「お蘭、お前にも苦労を掛けた。」
蘭丸「…恐れながら。お仕えしたことを悔いたことなど、一度としてございませぬ。」
信長「ふふっ…で、あるか。」
蘭丸「…」
信長「あの世で可成に自慢するとしよう!『蘭丸はお主に負けぬ忠臣であったぞ。』とな。」
蘭丸「…ッ。有難き幸せ…!」
信長「お前も父に誇ると良い。妬いてしまうかもしれぬがの!」
蘭丸「お戯れを…」
信長「ははっ、許せ。…もう、頃合であろうな。」
蘭丸「…!承知…!」
信長「光秀か、猿か…それとも…。天下は誰の物になるのであろうか!
魔王信長、地の底より見届けさせてもらうとするぞ!」
Comment
No Comments Yet.