空想フォレスト
じん 自然の敵P
空想フォレスト
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こんにちは。
ようこそ、お越しくださいました。
本日は【空想フォレスト/じん(自然の敵P)】でございます。
さぁ、ご準備はよろしいですか?
まもなく木船が出ます。
こちらにおかけになって、
ごゆっくりお楽しみください。
🎨 Glitter & Quiet - team A -
あいむ 🌱 (+ Mix & Chorus)
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Emma 🌕
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しきかん。 🪵 (+ Chorus)
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❁*。ちみ。*❁ 💤
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なすび 👒
- nana-music.com/users/6858392
🫙 Lyric
👒 夏風がノックする 窓を開けてみると
何処からか迷い込んだ鳥の声
🌕 読みかけの本を置き
「何処から来たんだい」と笑う
🪵 目隠ししたままの午後三時です。
🌱 世界は案外シンプルで
複雑に怪奇した私なんて
誰に理解もされないまま
💤 街外れ、森の中、人目につかないこの家を
訪れる人などいない訳で。
🫙 目を合わせないで!
👒 固まった心、
🌕 一人ぼっちで諦めて
🪵 目に映った無機物に安堵する日々は
🌱 物語の中でしか知らない
💤 世界に少し憧れる
🪵 ことくらい許してくれますか?
🌕👒 淡々と流れ出した
👒 生まれてしまった理不尽でも
🪵💤 案外人生なんで。
🫙 私の中じゃ。
🌱🌕 ねぇねぇ、突飛な未来を
🌱 想像して膨らむ世界は
🪵💤 今日か明日でも
🫙 ノックしてくれないですか?
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
爽やかなそよ風。
柔らかく動くのは、若くて鮮やかな緑色。
暖かな日差しがさしており、木々の奥底からは微かに水の音色が聴こえる。
太陽に緑が混ざったその日差しの色は、単なる黄緑には感じない、不思議な色だった。
一人の少年は本を閉じ、瞳を隠して深呼吸をする。
いつものように、騒がしい何かを落ち着かせるために。
『……そろそろ、か。』
少年は小さく呟くと、地面に手をついて重そうに腰を上げた。
後ろに振り向きながら、笑顔をつくって。
『やぁ、初めまして。』
何も無いはずだった空間に居た、とある少女達に声をかけた。
地面を見つめていた少女達。
それはまるで、何かを諦めたような。
そんな顔だった。
少年は少女達に近づくと、また声をかける。
『初めまして。良くここまで来たね。』
不思議そうな顔を目の前に、少年は微笑んだ。
『君達は景色を探しに来たのかな?』
何故か親しげに、嬉しそうな声色で。
そう。
少年には、少女達に心当たりがあった。
『実はここ、僕の世界なんだ。』
何故なら。
『よく頑張ったよ!褒めてあげる!』
彼は、ずっと前に。
『景色をつくりあげる、1人の絵描きとして。さ。』
幼き少女達と、約束をしたから。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
少年…正体不明の人物
フリル付きのベレー帽と
上半身が隠れる程のマントを身につけている
マントの首元には、【L】という文字が
刺繍されている
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