12 りあな
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12 りあな
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オウガ「ほら、三人同時でもいいし、個人的にでもいいぞ!とりあえず向かってこい!」
キリ「まっ、先生がそーゆーんだったらいいよな?」
そう言ってキリがオウガに向かって突進をしていく。オウガに真っ直ぐと向けられた槍は、空気の渦を纏っていた。
オウガ「…」
キリ「丸腰でいいのかよ?」
オウガ「まっ、お前たちには剣を構える必要もないってことだな、」
キリ「うぜぇ…」
キリは思い切り槍を突き出す。だが、それをオウガはひらりと避けて、キリの(気絶させるときに叩くところ)に一発入れた。
キリ「ちっ…」
それと同時にキリはその場に崩れ落ちた。
シナ「キリ…!!」
オウガ「気絶させただけ…よし、お前らもこいよ!!」
シナ・リアナ「…」
オウガ「さっきまでの勢いはどうしたんだよ!まさか怖気付いたのか?」
シナ「いや、そもそも僕たち武器の扱い方なんて習ってないですし…」
リアナ「それを教えてくれるんじゃないの?」
オウガ「はっはっはっ、俺は細けーこと言うのは得意じゃねーんだよ!」
シナ・リアナ「…」
オウガ「だから実戦で示した方がはやいかなぁってな!すまんな!」
12話
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