【声劇台本】海と珈琲
【音楽】モノクローム様【声】あなた様【台本】青木 街
【声劇台本】海と珈琲
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流れる季節。
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【声劇】
(音入り)
店先に季節外れの黄色い花が咲いた。
窓の外に広がる海の青に対比して
けれどどこかくすんだその色に
秋の訪れを感じる。そんな日曜の朝。
(01.05~)
苦い珈琲の香り。
少し明るくなる店内に、
ドアベルの軽い音が響いた。
(00.55~)
いつものお客さんは
カウンターに座って
マスターと話し始める。
小鳥のような声をしていた。
(00.44~)
白髪の女性。
ロイヤルブルーの上着に
オレンジの口紅をしていた。
「まだ夏を忘れられないの」
そう言いながら紅茶をひとくち、
横顔がとても若々しく見えた。
(00.23~)
季節は過ぎ去り、
灰色の海は冬を連れる。
流れる星は水平線を駆けて
ざぶん、と。
海は星の光をたくわえた。
落ちた流れ星の分だけ
また来年の夏、輝くのだ。
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【台本についてのお願い】
台詞のコピーと貼り付けはお控えください。
コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。
こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。
よろしくお願いします。
✉️
去年の10月頃に書いた作品です。
こういう喫茶店に行きたいなっていう理想を詰め込みました。
8月が終わってしまいましたね…
暑かったり涼しかったりですが体調を崩さぬようお過ごしください🏷
#声劇台本 #街のほんだな
Comment
1commnets
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊