〈第2話〉駆け落ちを考える二人【前編】
台本冬華 BGMびすけっと様
〈第2話〉駆け落ちを考える二人【前編】
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【Marie's】〈第2話〉駆け落ちを考える二人【前編】
【前編】
アレンは険しい顔で新聞の記事を見る。
記事の内容はこうだ
修道院の前でひき逃げか。
修道院の近くには向日葵が手向けらていた。
アレン「物騒な世の中だな…」
シャルロット「早く犯人見つかるといいわね…」
同じぐ隣で見ていたシャルロットは浮かない顔をしていた。
アレン「アイツらが見る前に、見えない所に置いとこう。いいな」
シャルロット「えぇ、もちろんよ。」
莉乃「ふわぁ…あれ?シャルロットさんアレンさんおはようございます!」
律「おはようございます…
こんな時間に珍しいですね」
アレン「それは…」
アレンが話すと同時に
ベルが鳴る。
シャルロット「あら、早いお客様も居るのね」
「アレン、こっち」
アレン「あ?」
シャルロット「律君は気づくわ。嘘をついたら
早いけどお客様迎えて
話をそらしましょう。」
アレン「そうだな…」「よし!2人ともパジャマから着替えてこい!依頼者が来るぞ!」
ーーー依頼者がやってきたーーー
ピンク髪の女性と
紺色髪の男性の2人だ。
ピンク髪の女性「朝早くに、申し訳ございません。」
紺色髪の男性「…あ、…えっと」
ピンク髪の女性「…ふふ、藍さん私から話すわ大丈夫よ」
紺色髪の男性「…ごめん、ありがとう。」
莉乃「可愛い人…」
律「莉乃心の声漏れてるよ…」
ピンク髪の女性は何も言わず莉乃へ微笑みかけた。
フローラ「私はフローラと言います。」
「隣の男性は藍さんです。」
藍「ど、どうも…」
フローラ「単刀直入に申し上げますと駆け落ちをしようと悩んでここへ来ました。」
アレン「か、駆け落ち?!」
莉乃「駆け落ちってなに?」
シャルロット「莉乃ちゃんにはまだ早いわ」
「駆け落ちするか悩まれてるのね…難しい相談ね」
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