36話
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微雨「さぁ王様。そろそろ時間だ。
僕のためにその力を使って?」
調「……『王手・輪廻ノ月』」
涙梛「もう時間がないのじゃ!!早くしないといけないのじゃ!」
皐葵「そうだ騎士団長様!!」
氷利「どうした?」
皐葵「あのですね……」
氷利「なるほど。善は急げだ。……俺のを貸す。チャンスは1回だ。一か八かやってみろ。」
皐葵「わかりましたわ!」
微雨「……(何か練っている。だけど僕に魔法を打つのにはもう遅い。気にしなくていいかな。)」
皐葵「王様!今助けますわ!えいっ!」
心陽「何か……投げた……?」
氷利「……頼む。」
微雨「……何してるの?」
皐葵「……」
微雨「何してるのって聞いてるんだけど。」
皐葵「……魔王。
……あなたの野望は、ここで阻止させてもらいますわ!!」
微雨「な、に……?」
調「あ、あれ……?俺……」
夏貴「王様……!!」
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