13話
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微雨「全員揃ってる?」
緋麻里「はい。揃ってます。」
「確認ありがとう。
……さて、朗報だよ。もうすぐで世界を手に入れれる。これもみんなのおかげだ。」
霧羽「……魔王様の、お役に立てて何より、です……。」
微雨「嬉しいことを言ってくれるね。」
幽怪「まおうさま。」
微雨「幽怪か。どうしたの?」
幽怪「……恐れながら申し上げます。どうやらこの城に刺客が来そうです。」
微雨「根拠は?」
帆希「横から失礼します。その件につきましてはこちらの鏡をご覧下さい。」
微雨「ありがとう帆希。……本当だ。あの国の兵士達だ。こっちに向かってきてるね。どうしようか。」
明楽「はい!爆破したらどうでしょうか!」
微雨「明楽の爆弾の威力はすごいもんね。
でも威力がすごいから僕らもダメージを負うかもしれないな……。」
焦「……とにかく、城に近づかせないことが大事かと。」
微雨「そうだね。
……あ、でもこっちに向かってきてるっていうことはあっちの国の兵力が少なくなってるかもしれない。」
萌雲「つまり、侵攻するなら今だということ?」
微雨「よくわかったね。そう。今だと僕は思うんだ。」
和「でも、こっちの兵力も少なくなるのではないでっしゃろか……」
微雨「安心して。僕がいるんだ。君たちが恐れるものは何も無い。好きなようにあの国を侵攻してきて。
……ん?柘榴、どうしたの?」
柘榴「捕まえてきた人、放置してて大丈夫なんっすか……?」
微雨「あぁ……。問題ないよ。力は歴代最弱だし、逃げ出せないように地下に転がしてある。
……まぁそのことは置いておいて、組み分けを発表するよ。」
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