12話
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皐葵「次に物資の支給ですわね。
まず皆様に食料を配りますわ。」
綴莉「ご丁寧にありがとうございます。」
皐葵「次は……これはよく聞いておいてほしいんですけど……。」
心陽「その籠は……?」
皐葵「うちの王様が必ず騎士団全員につけさせているブローチです。どうしてか聞いても「いつか効果を発揮するから何がなんでも絶対につけておけ」としか聞かされていなくて……」
りるむ「つまり、これをつけたら戦いが終わるまでは外すなってことですか?」
皐葵「そうですわね。なので皆様お願い致します。」
瑞希「了解です。」
氷利「さて……あとは戦いに行くわけですが……
りるむはワープを使えるらしいが……今使えますか?」
りるむ「はい!……といいたいんですけど……正確な地図と立地を頭の中に思い浮かべないとたまに変なところにとんでいっちゃうんです……。だから正確性には欠けるかなと……」
夏貴「……そういうことなら僕に任せてください。
魔王城なら写真に残してありますし地図もあります。」
幸雨「すごいですね。さすが冒険家の方です。」
夏貴「色んな記録を残しておきたいので……。
はい、使ってください。」
りるむ「ありがとうございます!これで大丈夫です!えい!!」
絃「りるむちゃんのワープはいつ見てもすごいな〜」
氷利「ありがとうございます。それじゃあ討伐側、出発する。」
討伐側「「「はい!」」」
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