10話
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明「……思ったより遠くない?2人ともよく疲れないね……」
夏貴「まぁ……色んなところ旅してますから……」
幸雨「俺も仕事であちこち行ってますから……」
明「すごいな2人とも……。あ〜あ、空が飛べてたらな〜……」
夏貴「飛べないんですか……?飛べるとばかり思ってた……」
明「うん……。私は飛べない方だったから……。
でも頑張って飛べるようになりたい!」
幸雨「前向きで素晴らしいです。……あ、線が途絶えていますね。この辺りに該当の方がいらっしゃるようですよ。探してみましょう。」
夏貴「はい。うーん……どこにいるんだろうな……」
明「よーし、誰かいませんかー!!」
夏貴「そ、それで来ますかね……?」
瑞希「えっと……呼びましたか?」
夏貴「えっ本当に来た」
幸雨「はい。貴方を探していたんです。」
瑞希「私を……ですか?」
明「君の力が必要なの!」
瑞希「私の力が……?」
夏貴「あ、要件言ってなかった……。えっと……魔王討伐なんですけど……。」
瑞希「ま、魔王討伐ですか……!?」
夏貴「やっぱ驚きますよね……」
瑞希「いや……最近悪い予感がしていたから……。魔王が悪さをしてるんですか?」
明「まぁ……そうだね……。」
瑞希「それは放っておけないですね……。でも私でいいんですか?」
明「大丈夫!人は多い方がいいからね!一緒に行こう!」
瑞希「わかりました。お手伝いさせてください。
……あ、私は瑞希です。よろしくお願い致します。」
明「私は明!それでこっちは夏貴君と幸雨君!」
瑞希「御三方共、これからよろしくお願い致します。」
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