2話
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調『えっと他の仕事は……あったあった。
……相変わらず多いな。まぁいいか。』
調『これは明日に回すとして……そろそろ俺も寝るとするか。』
調『……窓?今日ってそんなに風が強かったか……?』
微雨『今日は風なんか吹いてないよ。』
調『魔王……!?どうしてここにいるんだ!?』
微雨『ちょっと君に頼みがあってね。』
調『お前の頼みなど聞かない。帰ってくれ。』
微雨『……そっか。じゃあ仕方ないね。』
調『!?……な、なに……を……』
微雨『王様という割には弱すぎる。この程度で今までこの国を守れていたのがおかしいくらい。』
氷利『王様!どうなさいましたか!?』
微雨『……ふふ、もう遅いよ。それじゃあ。』
氷利『魔王!
……一刻も早く王様を取り返さないと……』
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