37 秒振り
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37話
🎑「私はこの後病院に向かいます。あの悪役を捕らえることが出来たのは大きな収穫、何がなんでも口を割らせます」
💎「…誠さんはどこに?」
🍬「僕は昨日悪役が狙撃してきたであろうビルに向かう。何も無いだろうけど、調べないよりマシだろ」
🎑「楓さんは一度休憩してもらっても構いませんよ。ついて行く気なら誠の方をオススメします。」
💎「では、誠さんについて行きますね!」
🍬「げっ……足引っ張ったら置いてくぞ」
💎「はっはーい……。」
🍬「ここか。空薬莢が落ちてたら確定だが、普通残ってないだろうな。」
💎「昨日の路地からここまで……えぇ、凄い遠い……この距離いくらライフルとはいえ狙えるものなんですか?」
🍬「狙撃に特化した悪役なら不思議はない。むしろこの距離なら余裕だろうね」
💎「ひぇ……何だか怖いです」
🍬「それはどう言った怖い?」
💎「……1人の少年をめぐって、こんなにも色んな人が傷ついているなんて……怖すぎますよ」
🍬「否定はしない。それを断ち切るのが、僕達英雄だろ」
💎「…そうです、ね!!」
🍬「めぼしいものは無さそうだし戻るか。そう言えば頭の傷は?」
💎「問題ないですよ!開いてる感じもありませんし!」
🍬「開いてたら有無言わさずベットに括りつけてたな。」
💎「怖っ……」
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