11.何気ない時間
劇団indies
11.何気ない時間
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翌日、窓から差し込む朝日に目を覚ました千歳は着替えを終えて今に行ったところだった。
千歳「おはようございます。」
雪「おはよう!…あ、今日暇なら料理作らない?街があんなだからあまり外にも出られないの。暇つぶしにどう?」
千歳「お願いします…。」
雪「和食でいいわよね?」
千歳「和食…?」
雪「昨日千歳が食べてたのが和食で普段マレンが食べてるのが洋食。」
千歳「今度見てみます。」
雪「ところで…千歳って今まで何してたの?」
千歳「部屋でぼうっとしたり、使用人と話したり。…時がすぎるのをただ待っていました。」
雪「偉いところの一人娘って感じね。私もそうだったの。」
千歳「そうだったんですか?」
雪「うん…。結構有名な家の娘でね…若様と結婚させられそうになったの。あれはいつだったかなぁ…。」
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