三年目の冬
古鷹 侑
三年目の冬
- 23
- 7
- 0
まだ愛しているんだ、それの何がいけないんだ?俺にはわからない、理解できない。あんなに愛してくれた人を、俺は見捨てるワケにはいかない。
冬のちょっぴり切ないラブソング的な詩を書いてみました。ちょっと分かりづらいかもしれません。後で解説入れます。
伴奏、お借りしました。ありがとうございます。
曲︰悪い人たち/BLANKEY JET CITY
奏者:(・x・)カズー様
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
【三年目の冬】
コートを羽織って街へ出る
気持ちは穏やかだけど晴れない
胸ポケットには穴が空いていて
何もかも通してしまうんだ
周りの人達は口々に言った
早く捨てちまえよって
そんなボロボロのコートを着て
歩いている奴なんてお前位だと
そんなに簡単じゃないんだ
俺は器用な人間じゃない
別に金がないワケじゃないんだ
新しいコートだって買える
今日の天気は晴れ時々曇り
冬の寒空を見上げては
想いを馳せているんだ
朝も、夕方も、夜も……
俺を刺した君を待つ
今頃まだ刑務所の中で
凍えているのだろう
その体を抱き締めたい
あの時は勘違いとすれ違いが
同時に起こっただけなんだ
今でも君を愛している
帰ったら、また一緒に暮らそう
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
※ちょっと解説
主人公のコートに穴が空いている理由は、ちょっとした勘違いとすれ違いが同時に起こって発狂した君(=恋人)が主人公の胸を刺したんです。その時に穴が空いたんですね。
幸い傷は致命傷にはならず、全治1年程の刺し傷で済みました(現在は、傷痕は残ってしまいましたが、完治しています)。裁判で温情を願った主人公でしたが、実刑判決で5年入る事になりました。今は君を待つ日々が続いている。……と、言う感じですね。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
#声劇 #朗読 #声劇台詞 #一人声劇 #一人用 #一人朗読 #ひとり声劇 #nana民と繋がりたい #nana民さんと繋がりたい #声劇民と繋がりたい #古鷹侑オリジナル #詩 #Poem #WordWizard #ポエトリーリーディング #PoetryReading #1次創作 #一次創作
Comment
No Comments Yet.