時計台「歌詞」
ことのは逢
時計台「歌詞」
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時計台
s.63.1.5作成
帰っておいで 恋人達
戻っておいで 若い命
いにしえの昔 私の足元で
笑いさざめいていた はじけるような命
帰っておいで 恋人達
戻っておいで 若い命
いくつもの出会い いくつもの別れを
時にはせつなく 時には甘く
時には悲しく 時にさわやかに
演じてくれた 名も無き名優達
いにしえの昔 私の目の前を
通り 巣立っていった
ある日 空の彼方が
まばゆい 閃光(ひかり)の矢を
放った
もう巣立つ人もない
焼けただれた学舎に
針の曲がった 時計台がひとつ
どこへ消えたの 恋人達
どこへいったの 若い命
放射能の風 うずまくその中に
独り とり残された 時計台のつぶやき
どこへ消えたの 恋人達
どこへいったの 若い命
人影が途絶え いく年の月日が
めぐって 倒れた ビルさえ砂に
かわって いったと 時が 告げようと
戻っておいで はじけるような命
いにしえの昔 私の足元で
笑いさざめいていたた
あの日 空の彼方が
まばゆい 閃光(ひかり)の矢を
放った
もう笑う人もない
焼けただれた学舎に
針の曲がった 時計台がひとつ
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