江戸町狐狸妖怪物語
語り手:ヱ
江戸町狐狸妖怪物語
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さて、次は何処(いずこ)へ向かうかね⛩
雰囲気出すの難しいいいい!でも、声に出すの楽しいいいい!
#うさぎの台本 #和風 #和風声劇 #和風台本 #一人用 #一人用声劇 #一人用台本 #声劇 #台本 #江戸 #妖怪
舞台は江戸。
当時、江戸では妖怪や幽霊の存在が強く信じられていた。
天狗、河童、酒呑童子(しゅてんどうじ)、垢なめ(あかなめ)、海坊主、座敷わらし、土蜘蛛(つちぐも)、七人ミサキ(しちにんみさき)、鵺(ぬえ)、一つ目小僧、山姥(やまんば)、雪女、ろくろ首、小豆洗い(あずきあらい)、犬神、化け猫 などなど…。
有名なものから無名なものまで、その数は数千から数十万に及ぶと言われている。妖怪や幽霊は人ならざるものとして、人々に恐怖と不安を与えてきた。
しかし、当時の江戸ではそれらを退治する巫女や陰陽師がおり、何かしらの妖(あやかし)が起きた時に退治していた。
それでも人々の不安は消えなかった。
実際、妖怪や幽霊が見える者がいたのかはわからないが、多くの者が実際に見た事はないだろう。
全く、愚かなものだ。だからいつになっても私の真(まこと)の姿に気付かないのだろう。
さて、次は何処(いずこ)へ向かうかね。
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