声劇【戀】
朗読 ヱ/台本 サンケー
声劇【戀】
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なんて、僕は思ったりしたんだ。
早く話すと滑舌の悪さが露呈していくううう🥺
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誰かが言った。
「愛は真心、恋は下心」
これは、それぞれの漢字に「心」と言う文字が入っていて、
文字の中心に「心」がある「愛」を真心。
下に「心」がある「恋」を下心と
例えたんだ。
この響だけで聞けば、「愛」は「恋」より尊く。
「恋」を必要以上に下げてるように聞こえないか?
僕はね、この言葉に納得が行かなかったんだ。
「恋」だって、立派な感情だ。
「恋」をするからこそ、そこに「愛」が生まれて、「愛」を大きくして行くには、必ず、「恋」が必要になる。
ここで、一つの話をしよう。
実は、「恋」と言う字には、旧字がある。
戀(こい)。
「糸」と「糸」の間に、「言葉」があり、その下に「心」がある。
今の恋より、複雑な漢字だ。
二つの「糸」が示すもの。
これを恋する者同士と例えた時、二人を一つの糸で結ぶ物は、「言葉」になる。
相手を思いやる言葉だったり、自分の気持ちを伝えたい言葉だったり。
言葉が恋に色を付け、二つの糸は徐々に赤く染まる。
このやり取りを根本から、支えているのは「恋する心」だ。
「心」が下にあるのは、二人の思いを支えているから、僕はそう思う。
きっと昔は、自由恋愛も難しかったのかもしれない。
好き同士でも、結ばれなかったかもしれない。
「戀」と言う旧字が、今の「恋」になったのは、もっと自由に「恋」が出来る時代になったから。
なんて、僕は思ったりしたんだ。
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