第5章 33話
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第5章 33話
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「魔法のあめ」を待ちながら3時間ぐらいはババ抜きをしていた2人。そろそろ正午になるが「魔法のあめ」は降るだろうか……
「正午、だね。」
「そろそろご飯ですね…!ちょっと待っててください!」
「うん。」
「はい…!旅人さんどうぞ…!」
「ありがとう。…すごい…お弁当が綺麗……」
「全部手作りなんですよ…!」
「魔法使いってさ、魔法で料理するんだと思ってたら違うんだね……」
「手作りの方が気持ちが込められますからね。私は基本手作りです……!食べてみてください…!」
「じゃあいただきます。……!美味しい!」
「本当ですか?良かったです!」
「うん。すごく美味しいよ。魔法使いって料理上手なんだね。」
「ありがとうございます……!じゃあ私も食べようかな……」
「あ、そうだ。どうせならここで私の旅のお話でも聞いてく?」
「是非聞きたいです…!」
「もちろん!じゃあまずは海の方に行った時の話からしようかな。」
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