第5章 29話
--
第5章 29話
- 18
- 2
- 0
突如現れた人からとても有力な情報を得ることが出来た2人。シスターからも有力な情報を得られるといいが……
「……ここです。シスターの場所は。
…少々お待ちを。」
「はい。」
「……大丈夫そうです。入りましょう。
…こんにちは、シスター。」
「あら、こんにちは。
……そちらのお2人は?お友達かしら?」
「…さっき出会ったばっかです。
シスターにお話があるみたいで……。」
「こんにちは。急に訪ねてしまってごめんなさい……。」
「いいのよ。気にしないで。
ところであなた達…お名前は?」
「私は杏と申します…!」
「私は紗霧。よろしくお願いします。」
「よろしくお願い致しますわ。
私は皐葵と言いますの。」
「えっと、シスターさん、この街のお医者さんに聞いたんですけど……」
「微雨さんのことですわね!お友達ですわ!」
「はい。微雨さんがここのシスターさんなら「魔法のあめ」をよく知っていると聞いて……そのお話を伺いたいんです。」
「「魔法のあめ」!あなた達も興味がおありで?」
「はい……!」
「やっぱり…何か知ってる?」
「知ってるも何も、私のお母様が「魔法のあめ」を予言できるんですの!だから私も予言できるように頑張ったのよ!」
「予言!?それでは次いつ降るかわかるんですか?」
「えぇ。さっそく教えて欲しい?」
「シスターがよければぜひ教えてもらいたいな。」
「わかりましたわ!少々お待ちを!」
「すごい……お医者さんの言っていたことは間違いなかったんですね……」
「これは期待大だね。もうすぐ伝説について解き明かせそう…!」
「……お2人共、良かったですね。」
「はい…!堕天使さんも、ここまで案内していただきありがとうございます……!」
「いえいえ。……当然のことをしたまでです。」
「わかりましたわ!!!」
「び、びっくりした……声大きい……」
「お2人共、とても幸運ですわよ!!」
「え……?つまり…」
「3日後よ!場所は森にあるお花畑!!間違いないわ!!」
Comment
No Comments Yet.