第3章 20話
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第3章 20話
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どうやら「魔法のあめ」とドールが動いたことに関連性は何も無かったようだ。だけどメイドさんが「魔法のあめ」を知ってる人に心当たりがあるそうで……?
「この近くに大きな病院があるんです。そこのお医者さんと私はお友達でして……優しい方なのできっとお2人を手伝ってくれるはずです…!」
「大きな病院…?…あぁ!わかりました…!紹介ありがとうございます…!それじゃあそろそろ出発しますか……?」
「そうだね。もうそろそろ伝説の真相もわかりそう。」
「…紗霧、行っちゃうの?」
「大丈夫だよ。もうすぐ帰るから。帰ったら一緒に遊ぼうね。」
「絶対だよ?」
「うん。約束する。」
「わかった、私、いい子で待ってる!」
「じゃあ約束のぎゅーっ!
…はは、昔よくやってたなぁ…。
じゃあ私行ってくるね。」
「うん!いってらっしゃーい!」
「それでは、親切にありがとうございました。」
「いえいえ、またいらしてくださいね。」
「ばいばーい!待ってるからね〜!!」
「とても可愛らしいお人形さんですね。」
「でしょ?私のお気に入りなの。
伝説を解き明かしたらゆっくりできるかな?沢山遊んであげよう…。」
「旅人さんって優しいんですね。」
「えっ、そ、そうかな…?でも嬉しいな。ありがとう。」
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