第2章 15話
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第2章 15話
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無事に合流できた一行達。1組は丸く収まった様子。そういえばどうやらもう1人の探し人も見つかったそうで…?
「この子だよ〜!やっと会えた!」
「えっ私!?でも君とは初対面だよ?」
「うん、私も君のことをチラっとしか見たことがないの。でも君からなんだか不思議な感じがするから気になっちゃって……」
「……不思議な……感じ…?」
「なんだろう…警察官の格好をしているけど…警察官に見えない、的な?だからそんな不思議な君と色々話したいんだ〜!まず名前からかな?名前はなんて言うの?」
「な、名前……名前は明って言うんだ。」
「明ちゃんか〜!これからよろしくね。じゃあ一緒に私のお家行こ?」
「ど、どうして!?私まだ仕事あるんだけど…」
「あの、すみません。俺達まだ勤務中なので…用があるなら仕事が終わってからにしてもらえませんか?」
「うーん……そこまで言うなら……。でも君の仕事が終わったら絶対行くからね。
じゃあ霧羽ちゃん行こっか。君は強くならなきゃだもんね。」
「うん…!それじゃあ、さようなら……!
よーし……頑張るぞ…!」
「……なら私達もこれで用事は終わったかな。
そろそろ行く?」
「そうですね。行きましょうか。
それでは警察官さん、お勤めご苦労様です。それでは。」
「は〜い!2人とも気をつけてね!」
「夜道は危険だからな、気をつけろよ。」
「ねぇ。」
「はい、どうされましたか?」
「……あの人達、本当に警察官だった…?」
「…そうなんじゃないんですか……?優しい方々でしたし…」
「そう…だよね。ごめん!気のせいだったみたい!行こ行こ!」
「はい……!」
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