第1章 6話
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第1章 6話
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人探し中、暗い森林のせいで道に迷ってしまった2人。魔法使いは今までやったことのない探知魔法を使ってみたが果たして…
「ねぇねぇおねえさん!綺麗なお花なんだよ!」
「本当だ、とっても綺麗だね!2人で見つけたの…?」
「おれとぼたんちゃんで見つけたんです!」
「2人は仲良しだね。これからも君達には仲良しでいて欲しいな。」
「あ…あれ……?銀色の髪に銀色の尻尾……じゃない……」
「誰だ!?敵襲か!?」
「ち、違う!!人探しの途中なの!」
「あ、それは急に大声を出してしまってごめんなさい……。私は緋麻里。それでこっちが…ほら、挨拶して?」
「BᏫたんだよ!で、こっちがお友達の…」
「明楽です!よろしくおねがいします!!」
「御三方はここで何を…?」
「BᏫたん達はね、一緒にここで遊んでるんだよ!」
「ほら、きれいなお花だと思いませんか?」
「本当だ…!綺麗ですね…!私お花大好きだからここは夢のような場所ですね…!」
「うん、すごく綺麗な薄水色……。お花は優しい気持ちになれるね。」
「…そういえば、2人は人探しでしたっけ…?」
「あ、はい…!えっと……銀色の髪に銀色の尻尾をもった狐さんなんですけど……」
「あ、それならここに来る間の道中で見かけたってあの子が…。
私は全然わからなかったんだけど、すごい印象に残ってるそうで…。」
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