【声劇台本】Hometown

【音楽】レーニャ様【読み手】あなた【台本】青木 街

そこが、始まりだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【台詞】 ｢踏んだことの無い地がある事を 口惜しく思えたなら…｣ 貴女の言葉なのに、 続きは、思い出せずにいた。 （01.13~） 何年ぶりの故郷だろう。 黄色い港町では 丘の風車が海を見下ろし、 潮と花の香りが肌を撫でる。 昼間から賑わう酒場、 埠頭（ふとう）の老人、 駆けていく子供たち。 変わらない景色はそこにあった。 （00.48~） 小さい頃よく通った道。 ドールショップの窓の向こうで 赤い目の人形と目が合う。 彼女は"彼"に逢えたのだろうか。 （00.32~） 景色は切り替わり、 庭園の向こうに白い帽子が見える。 そのひとは変わらない姿で 私（僕）の帰りを待っていた。 安堵の感情。 旅の話。 忘れた続きに、私（僕）が見つけた答え。 ｢貴女に話したい事が、たくさんあるんだ。｣ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貴女は町で、 町は誰もの始まりだ。 ✉️ お久しぶりです🤍青木です～！ お元気でしたでしょうか？ 私は元気です！ 早いものであれから1年と少し経ちまして 上京後もなんだかんだで自立しつつも自堕落な日常を過ごしております。 コロナの中新社会人デビュー致しまして、 この1年慌ただしかったような、そうでもないような。ただ、人間としての壁に何度かぶつかりながらも私の周りにいてくれる、支えてくれる方々のお陰で知らないこの地でも頑張る事ができました。 高校の頃に比べるととんでもなく体力もつきまして、見事社畜道を突き進んでおります。 皆さんも社畜にはならないようにくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。 今回の台本はどうでしたか？ 久々に綴りましたので多少粗があるかもしれませんが、今の純粋な気持ちを素直に書けたと思います。自分でも大好きな言葉たちです。 今自分が何処にいるのか、何をしているのか、分からなくなる時があります。 そういう時に旅っていいなと思うのです。 自由の中で、自分の答えを探したい。 でもきっと社会や規律、他人がいない世界でそれを出すことは難しいです。とても強い事です。 だからそういう時は故郷に戻ってみるのもいいなと、そう思いました。 確実に言えるのは、その町は貴方が始まった場所です。きっと同じ気持ちを見つけられると、私は信じています。 青木 街 【台本についてのお願い】 台詞のコピーと貼り付けはお控えください。 コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。 こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。 よろしくお願いします。 #声劇台本 #一人声劇 #街のほんだな