【声劇】死に戻る命

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「はあ…はあ…」 『ひどい奴だな、君は これで何回目だ？』 「さあ…覚えてないな…」 『おお、怖い』 （死に戻り…俺はそれを他人の命で行える 人を一人殺せば、1日過去に戻れる） 『どうして殺す？ その力を与えておいてなんだが… 理由がわからない』 「お前なんかにわかってたまるか…」 『ふふふ、このやり取りも何度目かなぁ 今度はどうするの？』 「会ってから決める…手段なんてどうでもいい」 『そうか、じゃあ楽しむといいよ 232回目の“今日”を』 （あいつは死ぬべき人間じゃなかった… なのに自ら命を絶った） 《彼は殺し続ける 愛した者を自殺に追いやった人間を》 『何度殺したって意味がないのに 時間は巻き戻る 君が仇を殺した事実は残らない』 「うるさい…早く俺を解放しろ あいつは俺の手で殺すんだ」 『それを望んでいるのかな？』 「お前があいつを語るな！」 『せっかく未来をより良くする力を手に入れたんだよ？ 前に進もうよ』 「俺にとって重要なのは今だ…！今なんだ！」 『…愚かで哀れな君』 「黙れ！俺に、あいつを殺させろぉ！！」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー #炭酸水の台本　#台本