声劇台本【Doctor】

医者「」アリナ「」刑事「」

声劇台本となっております。 アドリブや性別などは自由にしていただいて構いませんが、世界観を崩すようなものはご遠慮下さいますようお願いいたします。 【医者】 幼い頃から生き物の身体に刃物を入れることを好み、現在は生活の一部となっている。 合法的に人間の身体を切ることができる医者を自身の天職だと思い、その為だけに医者となる。 【アリナ・ホート】 医者と同じ病院で働く手術室看護師。 医者の事を尊敬し、信頼していた。 【刑事】 正義感溢れる若い刑事。 まっすぐで少し怒りやすい。 ====================================== アリナ「先生っ、お疲れ様でした！今日の手術は大変でしたね」 医者「ああ、そうだね」 アリナ「でも、先生の的確な指示と正確な施術のおかげで大成功でした！やっぱり先生は凄いですっ！！」 医者「ははっ、そこまで言ってもらえると照れてしまうな……」 アリナ「本当、大袈裟じゃないですからね！……でも、最近難しい手術ばかりで、大変じゃないですか？」 医者「ん？ああ、いいんだよそんなの。だって私は——」 無音 (同時に重ねて) 医者 「人を助けるために医者になったんだから」 「人を切り裂くために医者になったんだから」 BGM変化〜 刑事「……どうして彼女を殺したの？」 医者「彼女とは？」 刑事「とぼけないで！！……貴方と同じ病院に勤めていた、アリナ・ホートよ」 医者「ああ、彼女か。あの日は——手術の予定がなかったんだ」 刑事「それで？」 医者「ん？それだけさ」 刑事　「……貴方が何を言っているのかわからないわ」 医者「まいったな、これ以上に言いようがないんだが……ほら、私は医者だろ？」 医者「医者が人を切るというのは、当たり前の行動だと思うのだが」 刑事　「……なるほど。それが貴方の正体というわけね、汚らわしい」 医者「ははははっ！！正体ってキミ……私はただ、いつものように人を切っていただけだよ。そう、いつものように、ね」 ====================================== お借りしたBGM.SE 【DOVA-SYNDROME】 DOWN　　　Kosuke Nitta様 8人目のミザリー　　　かずち様 #声劇　#掛け合い　#台本　#猫木の台本