アジアの風 青空 祈り part-2 青空

浜田省吾

3月11日という日に。 キャプションがあらぬ方向へと向かってしまったのですが、正直な気持ちなのでそのまま載せました。 被災された方々もそうでない人たちも、そして僕も、天災への備えを怠らぬようにしなくてはと思うのと同時に、原発事故の深刻さが胸に痛いです。 人類が何もしなくても、そもそも地球内部は活発に動いているのだから地震も噴火も起こるべくして起こり続けるのに、そこに加えてわざわざ危険な放射能を作るなんて。 原発は安全です！ と説明されて作られてきていますが、そもそもこの世に完全なる「安全」など存在しないのであり、そんな物言いは虚構に過ぎません。 「慎重」や「丁寧」はあっても、本当の「安全」は存在しません。 壊そうと思えば壊せるものしか人には作れないのだから。 もう、充分過ぎるくらい学んだはずではないでしょうか。 原発事故処理のために投入されている巨額の国費を全て現地の方々への暮らしの支援や地盤のかさ上げや防波堤建設に回せていたら随分と復興のペースは違っているのではなかろうかと思うのです。 アジアの風 青空 祈り part-2 青空（cover full） https://youtu.be/Qpjek_e0iH0 本家浜田省吾さんのライブ映像 https://youtu.be/k2ddP_T87yM この曲は2番の歌詞がとりわけ難解です。 林檎＝核 少年＝原爆・核弾頭 少女＝原発 という解釈を僕はしています。 「少年」と言っていることは広島に投下された原爆の「リトルボーイ」という名前と関連するような気がします。 熟さなくていい林檎が熟して枝から落ち、使用可能になってしまい、その無用な知恵は原爆と原発（少年と少女）が分け合う。 林檎は旧約聖書の知恵の樹の実のことで、得なくてもよい知恵を象徴している。 少年（核弾頭）は遥か地平へと飛び、少女（原発の放射線）は空高く舞う。 と捉えると筋が通ります。 そんな2人に構うな、関わらずに、放棄して生きろと言っているんだと思います。 歌詞✩࿐⋆* まるで二人 ロミオとジュリエットみたい 憎しみの壁 偏見の海に阻まれ 逢えない 逢いたいのに 透き通る真夏の青空を 切り裂いた白い光 黒い雨 あれはいつ？ 氷雨降る早春の午後 押し寄せる高波に砕けた未来 あまりに多く血が流された とてつもない悲しみが襲った あまりに尊い犠牲払った 充分過ぎるくらい学んだ…違うか？ 銀色の林檎が枝から落ちて 少年の手の中 静かに少女と分け合い 未知の世界へと旅立つ 自ら「指導者」と名乗る驕れる者達 思想 教義 大儀 無理強いする奴等 遥か地平目指す彼 空高く舞う彼女 二人に構うな！ あまりに多く血が流された とてつもない悲しみが襲った あまりに尊い犠牲払った 充分過ぎるくらい学んだ…違うか？ #アキ浜田省吾弾き語り #アキアジアの風