声劇【ヨゴレシゴト】
グリード: ○○ スロース: ○○ 台本・BGM: 遺月+α
声劇【ヨゴレシゴト】
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❝ 面倒なものは嫌いだ。だからお前の事も嫌いなのかもしれない ❞
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経過時間は参考程度に。正しい形というものはありません。
アドリブは、お気に召すままに。
その他、僕からの詳しい説明が必要と判断されましたら、御手数ですが、一度プロフィールのご確認をお願いします。
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グリード:
「よォ、イィ夜だなァ!」
(00:04頃~)
スロース:
「……じゃあな」
グリード:
「待て待て、出会い頭に斬ろうとすんじゃねェ!」
スロース :
「俺は鬱陶(うっとう)しいのが嫌いなんだよ」
グリード:
「…まァ イィ。そろそろだぜ?」
スロース :
「今向かってるだろ」
グリード:
「ケッ。随分とまァ ダラダラと悠長(ゆうちょう)なこって。こりゃその辺の小枝でも拾ってた方が余っ程有意義(ゆういぎ)だ、って…おいゴラァ!何しやがんだよ!」
(00:28頃~00:30 場面変更につき無音推奨)
00:31~ "両断" 異形の身体が霧散する
(00:34頃~)
グリード:
「相変わらず えげつねェ餓鬼(ガキ)だこと…」
スロース :
「餓鬼なんて言われていい時期はとっくに過ぎてるよ」
グリード:
「ま、そりゃそォだな。餓鬼はそんな干物みてェな目はしねェ」
スロース :
「それより、そんなもの喰(く)って何になるんだ…?」
グリード:
「コレか? うっかり骸(カラダ)の方の習性が出ちまっただけだ、深い意味は無ェよ」
スロース :
「まるで暴食(グラトニー)みたいだな……あぁ眠…、……」
グリード:
「寝んなよ………あ、聞こえるか? オレオレ、グリード。………そんなんたった今終わっ、……マジか」
01:00~ 異形が壁を破壊して乱入・迫る
(01:03頃~)
グリード:
「おい起きろスロース! 残業だってよォ!」
スロース :
「…今度は誰の尻拭いだよ…」
グリード:
「サクッと終わらせて呑(の)み行こォぜ!」
スロース :
「呑み…? 断る」
グリード:
「奢ってやるぞ?」
スロース :
「俺は行かない」
グリード:
「何でだよ」
スロース :
「"何で"って…」
01:21~ "斬撃" 異形の身体が傾ぐ
(01:27頃~)
スロース :
「…面倒だからだよ」
【END】
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月照らす夜、そこで息をする者はない。
…いや、例外はいる。この世界に迷い込んだ人ならざる神秘、異世界からの訪問者。
"元よりその場に無いはずのもの"が形を成すと、その過程で異物の混入や概念反転が起きやすい。
そうなれば大抵は、顕現した時点で知性や理性を保てなくなり、自身の持てる力で破壊の限りを尽くす。
そしてこの世界でそういうモノは総じて"異形"と呼ばれている。
俺達みたいな存在が黙認されているのは、異形を世界の外へ締め出すことが出来るからだ。
顕現当時何も知らない俺達はあっけなく捕縛されたが、数年後、この世界の暗部組織によって"任務"という如何にも胡散臭いものを押し付けられ、物騒な監視付きで、とある地に放たれた。
そこは、俺達がもと居た世界の日本と…とても似ている気がした。
異形と同じように世界の外部から来たという事を考えればある意味当然かもしれないが、俺達の中に温厚でまともな奴はいない。
俺達には"ツミビト"という総称が付けられていて、人間が持たない異能力を各々が隠し持っている。
…だが、まぁ、しかしだ。"生活の為に日銭を稼ぐちょっと変わった集団"という見解で大体は当たっている。たぶんな。
グリード:
ツミビトの一人、強欲。
動物の死骸の操作や憑依を得意分野としていて、動かせるものがあれば ある程度離れた者にも意思伝達が可能。
現在は気に入った鴉の骸に取り憑いている。
その性格を一言で表すと…単純。
ツミビトの中では最も稼ぎが良く、羽振りも良い。
スロース:
同じくツミビトの一人で怠惰。何の因果か人間として受肉してしまった。
それが理由かは定かではないが、他のツミビトと比較すると"まだマシ"だと言われる。
いつの間にか任務を押し付けられている事が多い。
一日の大半が気だるげ。
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