スクルドの娘への土産【みりん・フィー】
NAZNA
スクルドの娘への土産【みりん・フィー】
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フィーから連絡があった。以前、土産にと採取してきたあの種をついに植えるのだという。2人で選んだお土産、せっかくだから一緒に植えて持っていこうとの事だった。みりんは約束の時間に、植物園にある腐葉土作りのための落ち葉収集場に現れた。
「あ!みりんさん!」
ふわっと8の字を描いてフィーは揺らめいた。冷静に装っていても、喜びが羽に出てしまう。
「ついに良い植木鉢が見つかったのですね?…んん!それにしても、いつ来てもここは空気が澄んでいる…!!」
大きく伸びをして美味しそうに息を吸う。そんな姿を微笑みながらフィーは見つめた。そして、フィーは可愛らしい植木鉢を抱えて飛び上がり、近くにあった樽の上に乗せた。
「どうです?少し古いんですが…時計の絵柄が描いてあるんです。前の店主がブレイザブリクで仕入れたものらしくて…」
時計塔が有名な技術都市ブレイザブリク、ニフの出身地である。それを知っていたフィーはこの植木鉢を選んだのだという。2人は腐葉土を掘り出し種を植え、温室で鉢が冷えぬよう気をつけながら種を育てた…
……………
ニフは美しく化粧を施し、赤のドレスを纏って恥ずかしそうにお茶を飲んだ。
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抜けてしまったストーリーを完成させてください。尚、アンサーは1人づつ提出する事(コラボ不可)
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