【本編声劇】第1話 Part2
💗💛💚🌟🎩🦇
【本編声劇】第1話 Part2
- 99
- 13
- 0
シークレット☆プリキュア 第1話
「まさかのスカウト!?私たち、プリキュアです!」
--------------------------------------------------
「ああ、思ったより早かったようですね。もっと時間がかかると思っていました。」
黒いウェーブヘアーの少女が怪物の後ろから現れ、そう呟いた。
「しかも増えた…?」
目を丸くする琴音。
「キャロル達をバカにしないでほしいロル!準備万端、パーフェクト装備ロル!」
「猫が喋ってる…!」
ありすは、流暢な日本語を話す猫(?)に驚いている。
「驚かせてしまってごめんね?立てるかい?」
「ど、どうも……あの〜、あなた達は…?」
青年から差し伸べられた手を取りながらも、さとうは戸惑いを隠せない。
「あぁごめん、挨拶してなかったね。僕はルイス。こっちの子は……」
「キャロルっていうロル!よろしくロル!」
「ほぇ〜……」
──結局、誰なんだろう?
「そんで、向こうの女の人は?」
すっきりしない顔のさとうに代わり、琴音が尋ねる。
「私の名前はルシファー。サイレンティアのリーダーである、ヴァイオラ様の下僕です。」
「さいれんてぃあ?」
さとうが首を傾げる。
「この世界からココロを奪おうとする、ワル〜い人達ロル!」
「なにそれ怖っ……」
自身の両腕をさすり、オーバーリアクションに怖がってみせるありす。
呆れた様子でルシファーが、
「いくつか訂正したいところもありますが……。それで?貴方達は何のために来たのですか?」
「それはもちろん、プリキュアを見つけるためロル!」
自信満々に答えるキャロルの横ではさとうが頭を抱えている。
「ああ、また新しい単語がぁ…」
ルイス、キャロル、ルシファー、ヴァイオラ、サイレンティア、プリキュア……
さとうの頭では、聞いたこともない名前や言葉を整理するので精一杯だ。
「プリキュア?あの古臭い童話に出てくる"伝説の戦士"なんてものが本当に存在するとでも?」
「いいや、プリキュアは実在の人物だ。これは既に研究され、証明もされている。」
鼻で笑うルシファーに、冷静な口調でルイスが反論する。
「それに、プリキュアならもう見つけたロル!」
そう言うとキャロルはさとう達の方を振り返り、
「……というわけで、そこの3人!」
「……はい?」
理解が追いついていないさとう達に、キャロルは言った。
「プリキュアに変身して、トリシマーレをやっつけてほしいロル!」
「はい〜〜!?」
NEXT→
https://nana-music.com/sounds/05b134f4
←BACK
https://nana-music.com/sounds/05b133ef
PLAYLIST
https://nana-music.com/playlists/3409155
Comment
No Comments Yet.