【1人声劇台本】幼き死神(人間視点ver.)
台本:みくま BGM:eddy 女子高生:○○
【1人声劇台本】幼き死神(人間視点ver.)
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私はもう死ぬのだろう。家族の泣く声が病室に響く。
病室には黒いフードに鎌を持った私より年下の子供がいた。
家族には見えていないみたいだ。
これが死神…?いいや、死神というより天使といったほうが納得がいく。
そんな容姿をしていた。
死神は鎌を振ることを躊躇していた。
まだ幼さの残る子供が人の命をとる役目を担うなんて、なんて可哀想なのだろう。
いいの、私は幸せだった。
ちょっと歩いただけでも息切れをするそんな体だったけど、体が弱い分…私は家族に愛されていた。
死神が鎌を振り上げる。
痛いのを予想してたけど、痛くはなくてむしろ心地よく感じた。
泣いているの?
あなたは何故死神になったの?
私の幸せを、来世を祈るのは何故?
あなたは鎌を振る時、これが私の罰だからと言った。
あなたはその小さな体にどれほど重いものを背負っているのだろう。
この幼い死神に幸せが訪れますように…
私は天に昇る瞬間、死神の未来を祈った。
◇みくまからのお願い◇
この台本を使う前に!この台本のBGMを演奏してる方に忘れずにコメント💬か拍手👏をよろしくお願いします!
また私にも拍手👏やコメント💬してほしいなぁ……(こっちは絶対ではないです)
性別を変えたり、言い回しを変えたりのアレンジOKです。
ただし、物語の大筋は変えないでください(変えられたらそれはもう私の作品じゃないので)
それではレッツエンジョイ!
bear story#38
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