【声劇台本】令嬢と従者の私【第一話】
台本:ひびきまん ●()×○()
【声劇台本】令嬢と従者の私【第一話】
- 51
- 4
- 0
多分シリーズものになると思います。ならなかったら俺はその程度の人間だったってことです。一応二人はどちらも女性という体で書きましたが、性別変更は自由です。
●(アーニャ)→17歳。国内トップの軍事会社の令嬢。老若男女全員に慈悲深い。
○(セラ)→15歳。幼い頃から軍で育ち、戦争の道具のように扱われてきた。あることがきっかけで軍から脱走した。戦闘力や隠密能力は並みの軍人を上回る。
二人のイメージ(左●・右○)
https://twitter.com/mesugakisksk/status/1295800767157133312?s=21
舞台は雪山。敵国軍人の子供の影を見つけたとの報告を受け、アーニャとその護衛が偵察に来て、セラと一悶着あった後の話。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈台本┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(護衛1)いたぞ!
(護衛2)手間取らせやがって…
(護衛3)こんな手負いのガキに、二名も負傷者が出るとはな…
(この部分は僕がやりました)
●「…クソ、ここまでか……」
○「全員、武器を降ろして!!どんなに強くても、まだ子供よ!」
●(……なんだ…?武装したやつら全員が武器を捨てた…!?)
○(●に近寄る)「ごめんなさい、私の護衛が手荒な真似して。あとで治療するわ。それまでは応急処置で我慢して。」(話しながら●を手当てする)
●「…あんたは何なんだ。なぜ私を助ける。」
○「当たり前よ。貴方みたいな少女が、敵国の軍服を身に纏って、こんなところに1人でいるのよ?見過ごせるわけないわ。」
●「…そうか。ありがとう。」
●(……これが、温もりなのか。胸がじんわり温まる。)
●その日から私の凍りついた心は、彼女によって徐々に融かされていった。私は、彼女に救われたのだ。
●これは私が、彼女の従者として、そして、彼女の友達として生きた話。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
#声劇 #二人声劇 #少女 #令嬢 #従者
Comment
No Comments Yet.