【声劇】愛を見せる時④「俺はあの子を知っている?」
読み手: BGM:ritoさん 台本:エグゼクティブソーダ 発案:きゃちさん 協力:帽子屋モカさん
【声劇】愛を見せる時④「俺はあの子を知っている?」
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長編台本 四話
あなたを知っている気がするのです
第一話はこちら
https://nana-music.com/sounds/05985835
第二話はこちら
https://nana-music.com/sounds/059858f4
第三話はこちら
https://nana-music.com/sounds/0598675e
マサトのセリフのみ
https://nana-music.com/sounds/0599adc9
ナニカのセリフのみ
https://nana-music.com/sounds/0599af38
マサト:「」ナレーション
ナニカ:『』
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「あの子は一体誰なんだろう…」
さっき家に来たあの子のことをずっと考えている
可愛い子だったが、飛びぬけた美人だとか何か特筆した何かがあったわけではないと思う
でも、あの子の憂いに満ちた表情が頭から離れない
「あの子は俺のことを知ってたみたいだったけど…思い出せない…
会ったことないはずだけど…
なんか…頭が痛いな…」
ベッドに横になって目を閉じ、ズキズキと痛む頭を押さえる
強い痛みは、ゆっくりと意識を奪い去ってしまった
「なんだか…あの子のことをずっと昔から知っていた気がするんだ」
『そりゃあそうさ』
「なぜだろう、会ったこともないはずなのに」
『君はその理由を知ってるんじゃない?』
「知っている…?俺が…?」
『だって君が願ったんじゃないか
彼女が生きる、この世界を』
「彼女が生きる世界?
何を言っているんだ?」
『さあ…愛を見せる時だ…』
「愛…そうだ、あの子の名前は…!」
目が覚めた
窓の外が薄暗い
少しだけ眠ってしまったようだ
「夢…あいつは、誰だ…?」
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※何しても大丈夫です
#炭酸水の台本
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