【声劇】愛を見せる時② 「それは夢なのか」
読み手: BGM:ゆずちゃさん 台本:エグゼクティブソーダ 発案:きゃち 協力:帽子屋モカ
【声劇】愛を見せる時② 「それは夢なのか」
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長編台本 第二話
変わらない日常…のはずだった
一話はこちら
https://nana-music.com/sounds/05985835
ナニカの声のみ炭酸水ver.
ミサト:「」()ナレーション
ナニカ:『』⦅⦆
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⦅だよ…⦆
「なに…?」
⦅愛を見せる時だよ…⦆
「何のこと…?
えっ…!」
目が覚めた
私の眼前に広がっているのは見慣れた光景だ
「私の部屋だ…
っ…!?お腹の傷がない!?どうして!確かに刺されたはずなのに!
スマホで調べてもそんな事件は存在していないようだ
「夢だったってこと…?
でも、夢にしてはなんだかリアルだったような…
あれ?LINEからマサキが消えてる
スマホ変えたのかな?」
通り魔に刺されるなんていう最悪な夢を見た
そう、学校でマサキに話してやろう
小さいときからの付き合いだけど、また馬鹿なこと言ってるな、なんて笑われちゃうかも
そう思っていた…
「え?マサキなんていない?
そんなはずない!だってこのクラスのはずでしょ!」
マサキは学校にはいなかった
まるで初めから存在していなかったかのように
「どうして…」
『ねえ』
「え?あなた…誰?」
『僕が何者かなんてどうでもいいだろ?
それよりさ、愛を見せるときだよ?』
「何を言って…そうだ!マサキの家なら!」
私はマサキの家に向けて走り出した
大きな不安を抱えながら
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#炭酸水の台本 #ゆずちゃ #BGM
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