【3人声劇】戦前の灯火 〜獣少女編〜
BGM 『ad-lib piano BGM 型破色』レーニャ(ニャーネル)様 台本 min ●あなた様の名前×◎あなた様の名前×○あなた様の名前
【3人声劇】戦前の灯火 〜獣少女編〜
- 23
- 0
- 0
『獣だって、弱気な女の子と変わらない__。』
3人声劇になっちゃいました…。やりにくくないといいのですが…。
後輩たちの回想編です!!!!!
ーーーココからーーー
◎「あっ白煙が上がってるよ、兄さん。この川を渡ればたどり着ける!」
●「まだわからないだろ。それに、オマエ、気付いてないのか?」
◎「何が?」
●「はぁ…下を見てみろよ。戦の痕だ。気を付けろ。」
◎「でもだいぶ時間経ってそうだし、大丈夫だと思うよ?」
●「だからオマエは危機感が…って!!(急に走り出す)」
◎「ちょっ兄さん?!」
●「人が倒れてる!!………おいっ大丈夫か?……息はあるな…血だらけじゃねえか。」
◎「女の子!?すごい怪我してるじゃないか!」
●「おいっおいっ!生きてんだろ?起きろって!!」
○「……ハッ!!ゔわ゛ぅ゛!!(握っていた短剣を丙に振り回す。)」
●「あっぶね!(振り回される短剣を避けながら)ちょいっ!オマエっあっぶねっ!(少女の両手を掴んで)何いきなり攻撃仕掛けてきてんだよ!」
○「ゔゔゔゔゔゔ!!!」
◎「ていやっ!(丁が玲の首に小手打ち)」
○「あ゛ッぅ゛…ぅ……(丙に倒れ込む))」
◎「大丈夫??兄さん!」
●「あぁ、助かった。」
◎「この子、かなり錯乱していたみたいだけど…」
●「獣かよ、女の割には力強すぎだろ。…っと、どうすっかなあ……丁、荷物持ってくれ。日陰連れてくぞ。」
◎「うんっ!!よいしょっと!」
ーーーココまでーーー
火の兄弟と玲の出会いですね。3人とも奇跡的に同い年!私はこんな幼い子たちに何させてんだよ…( ゚д゚)
【読み方】
丁→ひのと
白煙→はくえん
【あらすじ】
人の住む場所を求めて旅する兄弟、丙と丁。針葉樹林の中をひたすら歩いていくと、川原に出ることができた。そう遠くはないところで白煙も上がっている。
そこへ向かおうと川を渡ろうとした時、流れ着いたらしいの少女を見つける。
●丙
→ひのえは本名ではなく、十干族の一員として賜った名前。本名は琉(りゅう)。刀に優れており、背が高い。冷静な物腰であるが、うちに秘める情熱は火の如くとても熱い。玲のことを認めている。双子の弟に丁(ひのと)がいるが、以前の戦で命を落としている。16歳。回想編では9歳。
◎丁
→回想編のみ登場。丙の双子の弟。本名は推(すい)。火の兄弟の弟にあたる。回想編では、兄、丙との旅をしている。
現在編ではすでに戦死している。丙とは対照的に朗らかでゆったりとした性格。回想編では9歳。
○玲(れい)
→丙思いで心配性な少女。物腰柔らかで、キャピキャピしている一面もあるが、物事の見通しを持ち、常に何かを考えているほどに真面目な子。格闘特化型の戦いだが、丙と同様、刀も使う。16歳。回想編では9歳。
【プチ参考】
・なんと、玲(れい)ちゃんは川に流れ着いて丙くんと出会ったんですね。獣みたいに唸っていますが理由は次回編でわかります!
・白煙が上がっている場所は十那と末那十の城下町があるところです!(ご飯でも作ってるんですかね?)
【シリーズ声劇】戦前の灯火
第七幕 https://nana-music.com/sounds/058f5813
Comment
No Comments Yet.